森を歩いた先で出会える陵墓 斉明天皇陵
西暦655~661年、飛鳥時代に在位した第37代女性天皇「斉明天皇」のものとされる陵墓。別名・越智崗上陵(おちのおかのえのみささぎ)と呼ばれるように、やや長めの石段を登った先の丘の上にあります。豊かな森林に囲まれ、通路もしっかり整備されているので、ゆっくり森を歩くのが好きな人にもお勧めのスポットです。
斉明天皇の娘にあたる間人皇女(はしひとのひめみこ)も合葬され、また陵前に孫娘である太田皇女(おおたのひめみこ)の墓も建造されていることから、当時の人々の弔いに対する心のありようを想像することができます。
