日本最強の山城 高取城跡
「日本最強の山城」との呼び声も高い、高取城の城跡が残されています。明治4年(1871)に実施された廃藩置県により廃城となりますが、大きく育った木々と共に時を刻む壮大な石垣から、難攻不落と言われた高取城の存在感を感じることができます。陽の光を受けて輝くもみじ。長い時間をかけて苔むした石塁。秋の紅葉はもちろん、新緑の芽吹きに満ちた時季もおすすめです。南北朝の時代に、越智氏によって城が築かれたときから連綿と続く時の流れに想いを馳せれば、今ここにいる運命の不思議さに、ロマンを感じてきませんか?
